避妊について

愛犬のための避妊手術

メス犬を飼うと決めたときに、必ず考えなければいけないのが避妊をどうするかについての問題です。
飼い主の方によっては、「避妊はかわいそう」と思われるかもしれませんが、犬は繁殖する動物ですので、将来繁殖させるかどうかは、飼い主の方が決めなければいけません。

愛犬が赤ちゃんを生んだとして、責任を持って全ての赤ちゃんを育てていける覚悟があるのなら、繁殖という選択もありますが、もしその環境が作れない、その気がないという場合には、愛犬のためにも、避妊手術を受けさせるという選択も必要になります。
避妊をするメリットについて理解しておきましょう。

避妊するメリットとは

メスには発情期があり、年に2回発情します。
その時期にちょっとしたすきに交尾をして、知らないうちに妊娠してしまうというケースもありますので、避妊手術をしておけば、望まない妊娠を防ぐことができます。

発情中のメス犬は陰部から出血し、そわそわして落ち着かなかったり、食欲が落ちる、神経質になるなどの変化があります。
実際には、発情に伴う正常な変化であり、その原因には性ホルモンによる影響があるのですが、避妊手術をすることで、そのような変化もなく、精神的に平穏に過ごすことができます。
また、メス特有の病気である乳腺腫瘍や子宮蓄膿症にかかりにくくなると言われており、最近では、繁殖の予定がないという場合に、そういった病気を予防するために避妊手術を選択する飼い主も増えているようです。

避妊手術の費用

避妊手術とは、子宮と卵巣、または卵巣のみを摘出する手術になり、全身麻酔で行う手術です。
適正時期は、全身麻酔に耐えられるほどに体が成長していて、発情期を迎える前の、生後5ヶ月前後が一般的です。

手術の時間は40~60分程度で、費用はおおよそ4~10万円になります。
オスの去勢手術と違って開腹が必要となるため、オスに比べると高額になってしまいます。
検査費用が含まれるかどうかもきちんと確認しましょう。