去勢について

去勢とはどのような手術か

犬の去勢手術は、犬の精巣と精巣上体が入った睾丸を摘出する手術になり、全身麻酔をかけて行います。
手術は1時間程度で済みますので、日帰り手術も十分に可能です。
去勢手術のタイミングには犬種や大きさなど個体差がありますが、オスの生殖能力が完成する前である生後6ヶ月から1年未満が適正な時期と言われています。
獣医さんに相談をしながら時期を決めるようにしましょう。

去勢のメリット

発情期はメスだけにやってくるのですが、年に1~2回やってきて、10日間程度持続します。
発情したメスは、落ち着かなかったり、ストレスを感じやすくなるのですが、オスの場合は、そんな発情したメスの存在を感じて遠吠えをやめなかったり、他のライバルのオス犬とケンカをしたり、メスを求めて脱走をするなど、発情期にはいろいろと問題行動が発生する可能性があります。

オスに発情期はありませんので、メスの発情期に関わらずいつでも交尾が可能ですが、発情したメスの臭いは2kmもの範囲に届くとも言われています。
去勢をすることで、先に説明したトラブルを防ぐことができます。
また、前立腺肥大や精巣腫瘍を防ぐことができますので、病気のリスクを軽減する効果があります。
何より、生殖能力がないため、望まない妊娠を防ぐことができます。

最近は、大きくなってから発症するかもしれない性ホルモンによる疾患や、問題行動を防ぐために不妊手術を選択する飼い主の方も増えているようです。
特に繁殖の予定がないようであれば、去勢・避妊手術を検討されてみてはいかがでしょうか。

去勢をする費用

お住まいの地域、病院の違いで必要な費用は異なりますが、犬の去勢手術にかかる一般的な費用は、1万5千~3万円程度になります。
睾丸を切り取る手術になりますので、開腹をするメスの避妊手術よりは比較的安い価格設定になっています。
犬の避妊手術に助成金が出る自治体もありますので、事前に調べて可能であれば申込みを行うと良いでしょう。