パピヨンの特徴と飼い方

立ち耳の犬

パピヨンは、昔は違う名前で呼ばれており、最近になって名称が固定しました。
スペイン原産の犬が先祖と考えられており、16世紀にはフランスにも入り、貴族達に愛されます。
中世絵画にも登場し、マリーアントワネットの飼っていた犬としても有名で、処刑される最後まで一緒だと言われています。

昔は垂れ耳の個体も多く、スピッツと交配し立ち耳になり、チワワと交配し小型化されました。
今では立ち耳の個体をパピヨンと呼び、垂れ耳の個体はファーレンと呼びますが、どちらも同じ犬種です。

体重は4kg程度であり、手足が細く、耳に飾り毛があり、これが優雅な姿にしています。
明るく活発で、遊びも好きで、人も好きなので、ペットととして人気です。
飼い主の様子を察知するようなこともあり、賢い面もありますが、逆に神経質になる個体もいます。

スキンシップが大好きな犬で、飼い主に抱っこされたりするのも好きです。
あごの下をなでると気持ちよさそうにして、飼い主が横になっていると、懐に入ってくることもあります。
大きな音には敏感で、番犬としても活躍できますが、集合住宅で飼うなら注意した方が良いでしょう。

上品で友好的な性格であり、一人暮らしの方でも飼いやすい犬です。
子供や他の犬とも上手く接することができ、小さい子供のいる家庭でも飼うことが出来ます。
このために、初心者の方にもペットとしておすすめの犬です。

活発な犬

手足が細い犬ですが、その見た目とは違い、活発であり、飼い主と一緒に走り回るようなこともあります。
賢い犬なので、競技会に出場することも可能で、訓練すれば競技も行えます。
賢い面が逆に神経質にさせてしまうこともあるので、子犬のときから甘やかさず、しつけはしっかりと行います。
ドッグスポーツなどを行い、自信を付けさせると、大人しい犬になります。

毛の多い犬なので、ブラッシングは週に3回ぐらいは行うようにします。
フローリングの家であれば、滑りやすいので、マットや絨毯を敷いて、滑りにくくしてあげます。
室内で飼うときは、まずはトイレの場所を覚えさせてトイレのしつけをします。
トイレを覚えない間は、ペットシートなどを使うと良いでしょう。

しつけをするならば、子犬の頃がよく、生後6ヶ月ぐらいまでが、しつけのしやすい時期です。
特に新たな環境に連れてくることになるので、生後6ヶ月ぐらいまでの子犬を引き取り、しつけると良いです。
最初に家に連れてきたときに、物陰に隠れるような個体は神経質なことが多く、音などに興味を示す個体はしつけしやすいことが多いです。
耳の毛や目の周りの毛で、遺伝的疾患を持っていないか判断でき、飼う前には健康診断を受けさせると良いでしょう。