柴犬の特徴と飼い方

古くからいる犬

柴犬はオオカミに近い犬であると言われており、大昔から日本にいた犬です。
縄文時代の遺跡からも柴犬の祖先の犬の骨が見つかっており、古いと紀元前1万年ごろから日本人と一緒に生活していたと考えられています。
こうして日本の狭いエリアで生活する間に、柴犬としての固有種として確立されてきました。
ちなみに柴犬は、山陰、美濃、信州とこの3つの地域の系統がいます。

明治以降は日本にも海外の犬が入ってきて、世界大戦のため柴犬の管理が難しくなったこともあり、他の犬との交配種も増え、純粋な柴犬は減ってきています。
このような交配が行われたために、柴犬としての地域性も失われてきています。
しかし愛犬家達により、最近は柴犬の個性を再現しようと、独立して基準を設け、純粋な柴犬の存続活動をしています。

狩猟犬として人々と生活してきた犬であり、獲物が目の前にいても人間が命令を出さないと、自分で判断して行動します。
自立心の強い面があり、柴犬は初心者向けでなく、犬の扱い方を知らないと飼うのは難しいです。
飼い主に対する忠実心も持ち、テリトリー意識が強いので、自分のテリトリーを犯す犬には厳しく当たります。

沢山運動させる

狩猟犬として長く山の中などを駆け回ってきた犬なので、ペットとして飼うときも、沢山運動させるようにします。
毎日1時間以上の散歩は必要であり、遊びを取り入れた運動はあまり好きでないですが、スポーツやゲーム性のある運動をさせると、不器用ながらも楽しそうにします。

飼い主としてはしつけを行い信頼関係を築き、甘やかさず、上下関係をはっきりと犬に教えましょう。
我が強い個体もあり、特にオスだと、甘やかすと自分が上位に立とうとして、ワガママに育ちます。
性格はさっぱりしており、犬の方から寄ってこなければ、無理にしつこく構うと、噛むなど攻撃されます。

毛は短いですが、抜け毛が多く、換毛期になると驚くほど毛が抜けます。
週に3回程度はブラッシングするようにして、抜け毛も取り除いてあげるようにします。

室内でも屋内でも、飼うとすると柴犬の居場所を作り、スペースを確保してあげます。
柴犬に好きな場所を決めさせる必要はないですが、適当な広さのあるスペースに、ケージや柵などを置き、その中は柴犬が安心して暮らせるエリアにします。
壁や柱などから離した方が良く、エアコンの風の当たらない場所に作ってあげます。
このようにして、柴犬が安心できる自分だけのテリトリーを確保すれば、その中にいると、来客があっても大人しくしてくれます。

またトイレの場所も設置し、飼うときにはトイレトレーニングを行い、室内でもトイレを出来るように訓練します。
トイレの訓練をしないと、室内のトイレは使わず、外でしかトイレをしなくなってしまいます。