食事でも大活躍「待て」

「待て」の必要性

待ての姿勢

「待て」のしつけは、愛犬が衝動的に行動することを防ぐ役割があり、とても重要なしつけの1つです。
散歩の最中に、向こう側から見知らぬ犬がやってきたとして、愛犬が興奮してしまった場合、「待て」の指示を出して動かないようにロックをかけることができますので、ケガやケンカのトラブルに巻き込まれるのを防ぐことができます。

「おあずけ」の予行演習にもなる

「待て」のしつけは、待つための我慢を要求される、あらゆるしつけに活躍します。
例えば、食事を与えるときに、おいしいごはんを目の前にしながら合図があるまで我慢する「おあずけ」や、家に誰もいないときに、飼い主が戻るまで一人じっと過ごさなければいけない「お留守番」のしつけなどがあります。
「待て」のしつけがちゃんとできるようになっていれば、これらのしつけも行いやすくなります。

上述したように「待て」のしつけによって、犬が衝動的に行動して事故になるのを防ぎ、また、犬にとって、我慢が必要になる状況でも耐えることができるような、こらえ性を養ってくれますので、とても重要だということを認識しておきましょう。

「待て」のしつけ方

まず犬の正面に立ち、「おすわり」をさせて犬が腰を下ろした状態に。
おやつを見せて、2~3秒でもじっとしていられたら「いいこ」と褒めておやつをあげます。

これを繰り返し、待つことに慣れてきたら、「待て」の言葉をつけてじっとさせるようにしましょう。
その後、3秒がクリアできたら4秒、4秒がクリアできたら5秒と、少しずつ時間を長くしていきます。
いきなり3秒から10秒と飛ばさないように注意しましょう。

飼い主の方は動き回ったりせず、犬の目をじっと見つめたまま、しつけの動作を行ってください。
このときのポイントは、じっと待っていられたときに「いいこ」と褒めてご褒美をあげることです。
動き出したときにあげてしまうと、動くことが「待て」と勘違いする可能性があります。